仏様が喜ぶというスイーツ
それは、歓喜団
通称 お団です。
ある仏様のお供えには
「歓喜団がよいがなかなか手に入らないので油菓子を供える」と
いただいた「家庭における祀り方」に書いてありました
年末ということで、探してみたら高島屋さんのサイトより購入できました
仏教とともに日本に伝わり
中にあんこをお米でくるんでごま油であげたものです。
香りはよいのです
外郭のもちはお米をあげてあるので硬いですね
嫁様は香りがよく美味しいと言ってくれています。
さっそく、お供えしましたが
仏様は喜んでくれたでしょうかね
- 遠く奈良時代、遣唐使が仏教と共に日本へ持ち込んだ唐菓子は、「からくだもの」と呼ばれ、
唐(中国)から、八種(やくさ)の唐菓子と十四種の果餅(かへい)、その製造方法が我国に伝えられました。
天台宗、真言宗などの密教のお供えものとして使われ、当時の一般庶民はとても口にすることはできず、
貴族のみに与えられた食べ物でした。 -
奈良時代に伝わった唐菓子の一種「団喜」です。略して「お団」と呼ばれています。 数多い京菓子の中で、千年の昔の姿そのままに、今なお保存されているものの一つで、この「清浄歓喜団」なしに和菓子の歴史を語ることはできません。
亀屋清永はこのお菓子を製造する日本で唯一の和菓子処です。「清め」の意味を持つ7種類のお香を練り込んだ「こし餡」を、米粉と小麦粉で作った生地で金袋型に包み、八葉の蓮華を表す八つの結びで閉じて、上質な胡麻油で揚げてあります。
伝来当時は、栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付けしたらしく、小豆餡を用いるようになったのは徳川中期の後と伝えられています。
亀屋清永は、その秘法を比叡山の阿闍梨(あじゃり)より習い、月の一日、十五日を中心に調製しています。もちろん精進潔斎の上、調進することは昔も今も変わりません。