日本のスピリチュアルの雛形　1　稲荷の始まり

心とともに生きていく　

ヒーラーのアプリコットブレイン　さとうきよたかです。

お寄りいただきありがとうございます。

1.稲荷神
稲荷神といえば伏見稲荷大社になります。

京都盆地東山に鎮座する稲荷信仰の御本家。

初めは農耕の神として祀られ、

ご利益は広がり

商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神として

あつい信仰を受けました。

清少納言の『枕草子』、『蜻蛉日記』『今昔物語集』など古典にも登場します。

稲荷神は、和銅4年（711年）に伏見稲荷大社に鎮座しました。
元々は京都一帯の豪族・秦氏の氏神です。
秦氏は調(布での税金)の貢納にあたり
朝廷の設立や土地の開拓などに深く携わった氏族です。
朝鮮や始皇帝の流れを汲み、産業など多くの技術能力で貢献しました。

都が平安京に遷都(都をうつす)と、この地を基盤としていた秦氏が政治的な力を持ち、
それにより稲荷神が広く信仰されるようになり。

さらに、東寺建造の際に秦氏が稲荷山から木材を提供したことで、

稲荷神は東寺の守護神とみなされるようになった。
『二十二社本縁』では空海が稲荷神と直接交渉して守護神になってもらったと書かれています。

神としての位階（神階）も、

天長4年（827年）に淳和天皇より「従五位下」を授かったのを皮切りに上昇していき、
天慶5年（942年）には最高の「正一位」となった

稲荷山とキツネの関係を言われますが、古来は蛇の信仰のある山であったと。
そのことからも論理的には朝鮮からの秦氏の氏神と考えますが
実際には一氏神のレベルではない。
山との関係が考えられます。

古来からの強い信仰は
いろいな伝説を残します。

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