3日に小豆粥を作る家には入らない

江戸時代の随筆に

「3日に小豆粥を作る家には入らない」

と疫病神がいったとか

小豆は浄化にも良い食べ物ですね

医療の発展していない時代

病気は目に見えない存在がもたらすものと考えられ

その中でも最強の悪神は

疱瘡神　天然痘でした。

何人もの天皇や

藤原四兄弟のような高位の貴族も

相次いで亡くなって

祟りとも考えられていました。

コロナウイルスの伝染力よりも強い天然痘は

時代時代に日本全国にひろがり

神々と一緒で

手に負えないものを拝むことで

病気を軽くしてもらえたり守ってもらえるとして

疱瘡神も日本各地に祀られるようになりました。

また、魔除けのため

赤いもの着せたり、飾ったり、おもちゃとして守り神代わりにされています。

赤い湿疹が出ると予防にも、病気の治りにもよいと考えられたからです。

そして、健康のシンボルとして赤が用いられるようになっています。

その天然痘も1980年根絶宣言し、

2011年に動物からも撲滅しました。

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